
わたしの暮らしの中でクレジットカードはなくてはならない存在なのですが、デビットカードの方は使ったことがありません。
デビットカードは買い物をしたら自分の口座から即時引き落とされるので、クレジットカードのように借金をしている意識を持たなくていいですね。
自分が今口座に預けている金額の範囲でしか買い物ができないのでまず安心です。
ただわたしの場合、家計の明瞭化のためほぼ1枚のクレジットカードを使っているので、今のところデビットカードを使うシーンがありません。
そんなわたしに起きたデビットカードのエピソードです。
今回はわたしが「びっくりしたよ〜」というだけのゆる〜い内容です( ̄▽ ̄;)
デビットカードは銀行キャッシュカードについていた!

正社員でアロマセラピストをしていた時、お給料は会社の指定銀行に振り込まれていました。
その銀行は三井住友銀行です。
わたしは使わない銀行口座はさっさと解約してスッキリしたいので、三井住友銀行の口座もかなり昔に持っていましたがとっくに解約していました。
なので三井住友銀行は再度新たに口座を作りに行ったのです。
そしてその時、キャッシュカードを作ってもらう際にデビットカードも勧められました。
口座のキャッシュカードにデビットカードがついていて一体型のカードになるのです。
しかも三井住友銀行のキャッシュカードには海外のATMが使える『VISA』だったのです。
海外旅行ではデビットカードを持っていると現地のATMから現金を引き出せるので便利と聞いていたので「いつか役に立つかも」くらいの軽い気持ちで勧められるまデビットカードの手続きも口座開設時一緒にしてもらったのです。
ただし、ゆうちょ銀行などのJ-Debit機能が付いているキャッシュカードは国内でのみデビットカードとして使えるので、海外では使えないというデメリットがあります。
口座の明細は毎月確認していて良かった!

そして「デビットカードも持っている」状態になっても全く使うことはなく、そのまま存在を忘れているような頃、それは2020年9月に起きました!
三井住友銀行の口座は、いつもお給料が振り込まれたらすぐに他銀行の生活用口座へ全額移すので、残金は常に数百円程度でした。
スマホアプリで明細を確認しても『会社からの給料振り込み』『引き出し』しかない状態です。
ところがある日『PR●TECT THE INLET.CA』という名前で164円引かれているのです!!
カナダにある入江などの保護団体……???
ネットでも調べましたが、その団体と本当に関わりがあるのかどうか、実際はどんな団体かなどがわからなくて怖いので名前は一部伏せています。
身に覚えのない名前でなぜ口座から支払われているの!?
原因はデビットカードだった!
気持ちが悪いのですぐに銀行に問い合わせてみました。
すると電話口の女性は淡々とした口調で「分かりました。口座へ返金される手続きをこちらで取ります」とだけおっしゃったのですが、腑に落ちません。
一応聞く権利はあるよね?と恐る恐る聞いてみました。

あの〜なぜ今回このようなことが起こったのでしょうか?

デビットカードが使われています。
犯罪グループがカードナンバーを無作為に使用してみて、
現在使えるカードか調べていたんだと思われます

デビットカードですか!?
まず少ない金額を引き落としてみて
使えるかどうか探られていたということですか?

そうですね。このあと多額の金額が狙われたんだと
思われます。

(怖いっ)他にも被害に遭われている方と合わせて捜査とか
されるのでしょうか。

いいえ、そのようなことは一切致しません。

ええー!!犯罪なのにですか!?

とにかく返金は致しますので!
……とまあ、こんな感じの最後まで腑に落ちない、不毛なだけの会話でした。
もしもわたしの口座に何十万、何百万と多額な金額を預けていたら、月1回明細確認をする前にごっそりと持って行かれていたということですよね。
わたしの被害が微々たる金額だったため、銀行にはどうもまともに向き合ってもらえなかった不完全燃焼感が残りましたが、約1ヶ月後に164円は入金されていました。
結果として被害はなかったのですが、なんかモヤる出来事です。
真実は全くわからず
実際のところ、明細にある『PR●TECT THE INLET.CA』という団体が犯罪を行ったのか、ただ名前を使われた被害者側なのかも全く分かりません。
それに銀行側からしたら「そんなことは日常茶飯事ですのでね」というレベルかもしれません。
ただ、たった164円とは思えないくらい『不気味』な体験でした。
これはデビットカードだから犯罪に使われやすいのか、クレジットカードも同じような危険性があるのか分からないのですが、キャッシュレス化が進む世の中では細心の注意が必要だと学びました。
今後も口座やクレジット明細の確認はきちんとおこなっていこうと思った出来事です。