
エレベーターに乗った時、降りたい階のボタンとは違う階のボタンをうっかり押し間違える時ってありますよね。
そんな時は取り消せばいいのです!
ボタンを押し間違えても、もう大丈夫!?

先日エレベーターに一緒に乗っていた知人が降りる階のボタンを押し間違えて焦っていました。

ああ!押すつもりじゃない階を押しちゃった!!

大丈夫!ほら取り消せたよ!

ええええ!!まさか!そんなことが出来るの!?
エレベーターのボタンを取り消すことが出来るなんて知らなかったそうなのです。
彼女の驚き方を見て、もしかしてそんなに一般的に知られている方法ではないのかと思ったので、お役に立つ情報をまとめたいと思います。
メーカーによって違う!?取り消し方法

メーカーによって方法が違うので、急いでキャンセルしたい時にまずどこのメーカーか確認しなければならないとか、エレベーターによってやり方が違うとか、焦っている時に悠長に考えられません。
なので基本的なやり方を2〜3コ覚えておけば、とりあえずその場で何パターンかやってみることが1番です!
同じメーカーでもエレベーターの機種によって何パターンもやり方があります。
東芝エレベータ株式会社
押し間違えた階のボタンを連続2回押す
押し間違えた階のボタンを点灯が消えるまで長押しする
押し間違えた階のボタンを長押ししてボタンが点灯したらもう1回押すと点滅が消える
扉を「開」ボタンを押しながら間違えた階のボタンを連続2回押す
株式会社日立製作所
押し間違えた階のボタンを点灯が消えるまで長押しする
扉を「開」ボタンを押しながら間違えた階のボタンを連続2回押す
日本オーチス・エレベータ株式会社
押し間違えた階のボタンを連続2回押す
扉を「開」ボタンを押しながら間違えた階のボタンを連続2回押す
三菱電機株式会社
押し間違えた階のボタンを連続2回押す
押し間違えた階のボタンを点灯が消えるまで長押しする
扉を「開」ボタンを押しながら間違えた階のボタンを連続2回押す
押し間違えたボタンの上から『×』バツ印。「バッテン」となぞる。
フジテック株式会社
押し間違えた階のボタンを連続2回押す(連続5回、連続10回押すタイプもあり)
扉を「開」ボタンを押しながら間違えた階のボタンを連続2回押す
押し間違えたボタンの上から『×』バツ印。「バッテン」となぞる。
簡単な方法を覚えておけば困らない?

各メーカーを確認してみると、押し間違えたボタンを連続で押してみるか、長押ししてみるか簡単な方法が多いのですが、中には『×』バツ印!?何それ!というエレベーターの機種もあるようです。
会社や商業施設などで他のひとが乗っている時に階数を押し間違えた場合、そんなに冷静に「×」となぞれるものかどうか不安ですが、面白い方法ですね。
「開」ボタンを押してドアが開いている状態でないとキャンセルできないエレベーターは、他のひとの手前すぐにドアを閉めてしまって手遅れの場合がありそうです。
階数を押し間違えて「やってしまった!」と思ったら、とりあえずは間違えたボタンを連打です。
ボタンをカチカチッと押してみると、まずは点灯していたボタンが消えるかどうか、2回でキャンセルできるエレベーターなのかどうかの判断がつきます。
2回で無理なら5〜10回連打です。
それもやってダメなら長押しです!
わたしは今まで押し間違えた時はそのやり方でキャンセルできました。
『扉を「開」ボタンを押しながら』が条件の機種でも、ドアが閉まる前なら『開』ボタンは押さなくてもいけるパターンもあります。
なので「ドアが閉まる前に!」とすごく慌てて連打しているわたしの姿を、他のひと達には見られていたかもしれません(^_^;)
ただ、だいたい2000年代より以前の古いエレベーターは元々キャンセル機能が付いていないので、諦めてください。
それでも知っていたらいつかは役に立つ情報ですので、いざという時にはぜひ試してみてくださいね。
♪( ´▽`)