
最近は日本中どこで暮らしていても用心しないといけないほど災害が多いように感じます。
そんな不安が募る中、先日9月1日は防災の日でした。
そしてようやく我が家も防災バッグを準備したんです!
今さら!?だけど、今こそ!な防災意識

1995年、その頃のわたしはもう神戸に住んでいたので、阪神淡路大震災に被災しました。
とはいえ、我が家周辺のライフラインは幸いにも無事でしたので、家ごと被災してしまった友人や身内に、お風呂の提供や食事などのお手伝いをしていました。
その当時を思い出すと、今の阪神地域や淡路島の復興はとても素晴らしいと思います。
でもそれがかえって『喉元過ぎれば』になってしまっていたのです。
あんなにも怖い思いや不便を体験したのに、なぜか「今は大丈夫」だと思ってしまう方が恐ろしい。
以前も防災対策意識についてのエピソードを書いていました。
そしてその記事の中で「9月までには防災対策の見直しを」と書いていたのにも関わらず、今頃になってしまったということで、反省しきりです。
購入の防災バックは本格避難セット!

防災士が厳選した「地震対策30点避難セット」!

リュック型の非常持出袋にはしっかりと蓄光材や反射材がついていて『火や水に強く、汚れにくい素材を使用』とのことで、細部までこだわった避難時お役たちグッズの集大成!

詳しいことは公式ホームページで確認していただくとして、今回はわたしが感心したポイントをいくつかご紹介したいと思います。
まず、リュックのファスナーを開けてびっくり「沢山入っているのに、リュックはスリムよね?」と思ったんです。
この中にはおトイレに関するアイテムや、給水バッグまで入っているのですから驚きです。

ポケットにも綺麗にアイテムが収まっています。

「缶詰ソフトパン」を取り出すと、底には「5年保存水」が4本も入っています。

中身を並べると「こんなにも入っていたんだ」と感心しきり!

「5年保存水」の消費期限は刻印で少しみずらいですが『2028.05.09』となっています。

水がそんなに持つなんて最新技術に驚きです。
マスクは一枚だけしか入っていなかったので、これは数枚足しておこうと思います。

そしてサバイバルで必要な『マルチツール』です。

ナイフ・はさみ・缶切り・プラスドライバー・マイナスドライバー・やすり・コルク抜き・栓抜きの8点が小さなボディに収まっています。
心強いですね!

こちらは「非常用呼子笛」です。
本体の中に『IDカード』が入れられますので、早速記入して入れておきました。

本体にも「IDカード入」と記載されています。
この笛、自分が何かの下敷きになってしまったり、埋まってしまったりした時に助けを呼ぶためには絶対必要なので、リュックの中に入れてしまわずに、外側にぶら下げておこうかとも考えています。
助けを呼ぶ際に声を出すのはかなり体力を消耗しますので、ずっとは叫んでいられません。
そんな時に笛はありがたい存在です。

こちらの「ソーラー多機能ラジオライト5000」は大容量のバッテリーで『乾電池』だけではなく「USB充電」「ソーラー充電」「手回し充電」の3パターンの充電方法があります。
「乾電池」がなくても充電できる安心感があります。
スマホへの充電やラジオ・ライト・読書灯に加えてSOS用のサイレンまでついています。
サイレンを鳴らしてみましたが、かなりな大音量でこれもかなり心強いです。
ラジオはいざという時のためにAMの放送局にダイヤルを合わせておきました。
そしてスマホに関しては、iPhon用の充電ケーブルは各自で用意しなければなりません。

写真は普段使用しているiPhonの充電ケーブルを試しに繋げてみましたが、無事にスマホの充電は出来ました。

こちらの赤いポーチの中身は「救急セット」です。

はさみやプラスチックのピンセット、絆創膏や包帯など11点も入っていました。

「緊急連絡シート」や「取扱説明書」「防災アドバイス」などの用紙も入っています。
プラスアルファのアイテムも用意しておく

本格的な防災バッグの他に帆布(ハンプ)素材のトートバッグにも防災グッズになるようなものを入れています。
本格的な防災バッグを用意するまで、このバッグの中に紙皿やお箸などを入れて用意していました。

しかも寒がりなわたしは防寒対策必須です。
小さく畳めておける「ユニクロのダウンジャンパー」や「カイロ」は欠かせません。
そしてお箸や紙皿、紙ボウルもセットにして入れてあります。
昔使っていた古くなったラジオや新品のソーラー充電器も入っています。
今後も購入したリュック以外にも、こちらのバッグに予備の食糧も入れておこうと思っています。
インスタントやレトルト食品など好きなものを入れておけば、消費期限が迫ったら食べられる楽しみを作っておくのもいいですね。
あと入れておくべきものは「ロウソク」「マッチ」などもあると便利だそうです。
家で復旧を待つ場合は水の蓄えや、ガスコンロも用意しておかないといけません。
わたしの体にベルトを合わせておいたリュックとトートバッグは玄関横の納戸の棚に置くことにしました。

このように防災について色々と考えを巡らせてみると、かなり多岐にわたって備えないといけないことがわかります。
備えておいて「何も起こらなかった」が一番良いことなので、今後も防災は必要な事として学んでいかないといけないと思っています。