アイスクリームだと思っていたら違っていた衝撃!本物の条件とは?

もう梅雨明け⁈

例年にない早さで本格的に暑くなる夏の乗り越え方として、冷たいものが食べたくなります。

「アイスクリームが食べたい!」と思っても、ちょっと待って!

それ本物のアイスクリームだと思っていますか?

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暑い時だけじゃない、一年中愛されるアイスクリーム

2022年、今年の梅雨の時期は本当に短すぎました。

全国で梅雨明けが相次いでいるのに、逆に北日本では大雨警報が出ていたり、北海道は梅雨がないと言われているのに大雨が降っていたりと、場所によっては前線が居座って土砂災害などが気になります。

わたしは近畿地方に住んでいるので、今年の梅雨は6月14日〜6月28日のたった15日間でした。

昨年は6月12日頃〜7月17日頃だったそうなので、今年の短さに驚きます。

この異常とも思える気象にわたし達の身体はついていけるのでしょうか。

そして暑いとどうしてもかき氷やアイスクリームなどの冷たい食べ物が欲しくなります。

アイスクリームって夏だけではなくて冬にも食べたくなるから不思議です。

コタツでアイスクリームを食べるのが好きな方も多いかと思いますが、今はとにかく暑いので、冬のことはひとまず置いておいて……。

普段何気に食べているアイスクリームですが、それは本当にアイスクリームなのでしょうか。

実は違っていたりしませんか?

わたしは「アイスクリーム」だと思い込んでいたハーゲンダッツが、種類によっては「アイスミルク」だったとつい先ほど知ったんです!

本物のアイスクリームって何?

普段わたし達が「アイスクリーム」と呼んでいるものは、実は三種類に分類されます。

氷菓は乳固形分がラクトアイスより低いか、入っていないものなので省きます。

厚生労働省が決めているアイスクリームの種類は

種類名乳固形分乳脂肪分
アイスクリーム15.0%以上8.0%以上
アイスミルク10.0%以上3.0%以上
ラクトアイス3.0%以上

【乳固形分とは】乳製品に含まれる、水分以外の成分のこと。無脂乳固形分と乳脂肪分がある。

引用元:コトバンク

【乳脂肪分とは】牛乳に含まれる脂肪成分のこと。

引用元:コトバンク

ということで、乳成分の量によって「アイスクリーム類及び氷菓の表示に関する公正競争規約」でアイスクリームの種類が決まっているのです。

「アイスクリーム」と名乗れるものは、乳固形分が15.0%以上で、そのうち乳脂肪分8.0%以上も入っていないといけません。

ただし、無脂乳固形分と、乳脂肪分を合わせたものが乳固形分となるので、乳固形分だけが15.0%以上でなくても『アイスクリーム』になるのです。

アイスクリーム

我が家で常備している『レディーボーデン』ヨーグルトととても合うのです!

アイスクリームには乳脂肪以外の脂肪は使えません

なので植物性油脂を添加することはできません。

でも、風味原料としてのチョコレートや卵などに含まれる乳脂肪分以外の脂肪分については、チョコレート脂肪分1.0%、卵脂肪分2.0%、などと表示できます。

【代表的な商品名】ハーゲンダッツ(バニラ)、LOTTEレディーボーデン、森永乳業 MOW(バニラ)など

アイスミルク

森永アイス『ちょい食べアイス』小腹が空いた時に丁度いい大きさなので、冷蔵庫に常備

一般的に『ジェラート』はアイスミルクであることが多い。

植物性油脂が使われることもあり。

牛乳と同じくらいの乳成分。

【代表的な商品名】チョコモナカジャンボ、雪見だいふく、ジャイアントコーンなど

ラクトアイス

乳固形分3%以上、乳固形分は「アイスミルク」よりさらに少ない。

植物性油脂が使われることもあり。

すっきりとした味わいなので、乳成分の濃厚さが苦手でも食べられる。

【代表的な商品名】クーリッシュ、爽、スーパーカップなど

ハーゲンダッツのアイスクリームとアイスミルク

6月28日に発売されたハーゲンダッツ「クリーミーデザート」の新作を早速近所のコンビニでゲットしてきました!

「ピスタチオ&ミルク」「ミックスベリー&クリームチーズ」の二種類です。

「ハーゲンダッツは正真正銘”本物”のアイスクリームだからとってもクリーミーで濃厚な味わい♪」とか思っていたら!!

あれ!?これは「アイスミルク!?」

プチパニック!

ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

では冷蔵庫にあったハーゲンダッツの「クッキー&チョコレート」はどっちだろうと見てみると、ミニカップには成分表が記載されていません。

成分表示記載の箱もすでにないので調べてみました。

すると無脂乳固形分:7.5%、乳脂肪分:12.0%、卵脂肪分:0.8%、チョコレート脂肪分:0.7%ということで『アイスクリーム』でした!

ハーゲンダッツの『アイスクリーム』で代表的なものは「バニラ」です。

無脂乳固形分:10.0%、乳脂肪分:15.0%、卵脂肪分:0.8%なので「まさにアイスクリーム!」

ハーゲンダッツには「アイスクリーム」と「アイスミルク」があるのだと知りました。

「クリーミーデザート」シリーズは『夏に食べたいハーゲンダッツ』がテーマの人気ジェラートシリーズで、しっかりと『ジェラート』と書いてありました!

なので「アイスミルク」なんですね。

「ピスタチオ&ミルク」

ピスタチオとバニラが半分に分かれています。

バニラは安定の濃厚さ。

ピスタチオの方は香りが豊かでとても香ばしい味です。

美味しい〜!

ピスタチオ好きにはたまらないピスタチオ感!!

練ってみるといいと書いてあるので練ってみると、まさにジェラートです!

「ミックスベリー&クリームチーズ」

開けてみるとミックスベリーとクリームチーズに分かれていますね。

クリームチーズはまろやかな、レアチーズケーキを食べているような風味です。

ミックスベリーはかなり酸っぱく感じます。

夏には爽やかな感じです。

この二つを合わせて食べると丁度いい酸味になって、レアチーズケーキのミックスベリーソースかけのようになります。

練ってみるとよりまろやかな酸味になりますので、酸っぱすぎるのが苦手でも全く大丈夫です。

絶妙なバランスが病みつきになる味です。

今後は成分表示を見てみることにする

普段は「アイスクリームかアイスミルクか」などは気にしないで食べていましたが、今回はなるほど勉強になりました。

わたしは乳製品がとにかく好きで、アイスは常に冷凍庫にあるのですが、現在ダイエット中なので極たまにだけ朝に食べています。

夜にテレビ番組や映画を見ながらゆっくり食べるのがとても美味しいのですが、今はグッと我慢です。

氷菓はほぼ砂糖水を凍らせただけだとも聞きますので、暑い日が続く中、食べ過ぎによって糖分過剰摂取からイライラや頭痛など、体調不良にならないように気をつけたいものです。

冷たいものを食べたいと思ったら、まずは成分表示を見るようにしたいですね。