
この記事は、医療関係者が書く専門的な内容ではありません。
全くの素人であるわたし個人の内容です。
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YMYLとは、『Your Money or Your Life』のことであり、「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に潜在的に影響を与えるページ」のことを指します。
素人がひと様の健康やお金に関して人生を左右させるような記事を書いてはいけないのですね。
この記事はあくまでも一個人の記録ですのでご注意ください。
甲状腺って何?

わたしは昔から『甲状腺』ってなんとなく「喉の辺りにあって、ホルモンに関係している機能を持って……」くらいに思っていて、詳しい知識はありませんでした。
甲状腺のことではバセドー病で手術をされた方の話を聞いたことはあったものの、どのようになるとバセドー病になるのかも知りませんでした。
でも実際は甲状腺ってとても大事なんです。
甲状腺とは、喉ぼとけの下にある『蝶ような形をした臓器』で、甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺ホルモンは、からだ全体の新陳代謝を促進する働きがあり、甲状腺ホルモンが多すぎたり少なすぎたりしないようにバランスが保たれているのですが、甲状腺の働きに異常があらわれると、そのバランスが崩れてしまいます。
甲状腺の病気は、男性よりも女性に多くあらわれるという特徴があるのですが、月経周期の異常や不妊・流産の原因になることもあるそうです。
自己免疫疾患であり、これらは免疫系が自分の甲状腺を異物だと認識して攻撃してしまう症状で引き起こされてしまう病気です。
甲状腺ホルモンが多すぎると
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて、新陳代謝が過剰になると甲状腺機能亢進(こうしん)症という病気です。代表として「バセドウ病」があり、これは甲状腺を刺激する自己抗体ができることで甲状腺ホルモンが過剰につくられてしまいます。
甲状腺ホルモンが不足する場合
甲状腺ホルモンの分泌量が減ってしまい、新陳代謝が低下すると甲状腺機能低下症という病気です。代表として「橋本病」があり、甲状腺に対する自己抗体ができることで甲状腺ホルモンの分泌が減ります。
但し、橋本病と診断されても全てのひとが甲状腺機能低下症ではありません。
甲状腺機能の不調は簡単には分からないものなの?
そしてわたしが長年感じてきた不調が、なぜ橋下病とわかったのか。
かなり回り道をしました。
ざっと思い起こすだけても20年はかかっています。
もしも思い当たる症状があると思ったら甲状腺の検査をして欲しいのです。
これらの症状を感じていたので40代になると「更年期障害かもしれない」と思って婦人科で検査もして貰いましたが、結果は更年期障害ではありませんでした。
甲状腺は通常の血液検査ではわからない
わたしは毎年会社からの定期健康診断を受けていました。
そして日々の生活で体調が悪い時は医療機関で検査もしてもらいました。
内科、婦人科、皮膚科には常に通っていたような数年だったんです。
しかしレントゲンやエコー、血液検査などをしても甲状腺機能からくる不調だとは分かりませんでした。
甲状腺は甲状腺の検査をしてもらわないと分からないんだそうです。
アロマセラピストの仕事中に貧血でふらついたり、不整脈のような動悸で苦しくなったりしたため、循環器科で心臓の検査をしてもらいました。
そしてとうとう循環器科の先生が『橋本病』の疑いを持ってくださったのです!
すぐに甲状腺専門の病院を紹介していただき、検査の結果「橋本病の甲状腺機能低下症」であるとようやくわかりました。
その日から甲状腺ホルモンのお薬を毎日欠かさず飲む生活にはなりましたが、なんと初めてお薬を飲んだ翌朝から脚のこむら返りがピタッと治まったのです!
あんなに苦しんでいたこむら返りにすぐに効果があらわれて早朝目が覚めることもなくなったので、グッスリと眠ることができるようになりました。
わたしは長年たくさん回り道をしてしまいましたが、ようやく病名がわかり、治療法があるという安心感から「頑張って治すんだ」と今は前向きな思いで生活しています。
これも『橋本病』が原因だったのか!と驚いた症状について詳しく書きました!
