こんな症状も橋本病が原因だった!?

『橋本病の甲状腺機能低下症』と診断されてから考えると、なるほど様々な症状が出ていたことがわかりました。

「え?そんなことまで!?」と思うようなことがたくさんあったのです。

今回は経験してきた症状を挙げていきたいと思います。

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実はこれ『橋本病』だったの!?

長年体調不良が続いていたのでその時の症状でいろんな病院、いろんな科へ行ってみたものの、なぜ分からなかったのかが本当に不思議でした。

今は原因がはっきりしたので定期的に甲状腺専門の病院へ通院し、検査をしてもらっています。

症状1、症状が皮膚に出た記事はコチラです!

アトピーと診断、橋本病と分からなかった症状
甲状腺ホルモンの分泌量が減ってしまうと様々な症状に苦しめられますが、まさかアトピー性皮膚炎だと思っていたものまでが!?

症状2、橋本病と診断されるきっかけになった、心臓に症状が出た記事はコチラからどうぞ。

動悸で循環器科へ、橋本病だとわかったきっかけ
まさかこの症状まで甲状腺機能からくる不調だったなんて!長年不明だった原因がようやくわかった症状とは?

症状その3、異常なまでの「寒がり」!

わたしは『冷え性』ではありません。

だから末端が冷えて辛くて眠れないということはありません。

ただただ周りのひとと温度感が違うのです。

とにかく寒い!

内臓が冷えているような、カラダの芯が温まらない感覚なのです。

なんとかカラダが温まるように時間に余裕がある時はお風呂に3時間浸かっている時も未だにあります。

服装は夏でも基本長袖です。冷房の風に耐えられないので必ず上着を持ち歩いています。

でもその『寒がり』は橋本病・甲状腺機能低下症の代表的な症状だったんです!

甲状腺ホルモンは体温調節の役割があり、不足するとエネルギーが燃やせないため、熱をつくり出す力が弱まり体温が低くなるなどの症状にあらわれるそうです。

症状その4、かなり辛い「慢性胃腸炎」

胃腸は小学生の頃から弱い方だったので、まさか甲状腺機能低下症が関わっているとは思ってもみませんでした。

甲状腺ホルモンは胃腸の活性化の役割もあるそうです。

わたしは以前から胃潰瘍によくなっていたので『ピロリ菌除去』の処置までしてもらいました。

最近調べていて知った情報の中に、ピロリ菌陽性の胃腸障害患者では、陰性患者に比べて慢性甲状腺炎である橋本病の頻度が高いとされるという研究結果もあったようです。

甲状腺ホルモンの異常による胃腸症状は、機能性消化管障害と誤認されている可能性があるのだそうです!

橋本病の知識を入れるほど、なんでもっと早く橋本病に結びつかなかたのか不思議です。

大人になってからも朝胃腸が痛くて起きられず「仕事に行きたくないよ〜」と自分の意思が弱いのではないかと思っていましたが、これも橋本病が原因だったとわかりました。

症状その5、毎朝必ず両足「こむら返り」!

50歳を過ぎた頃から朝方になるとほぼ毎朝、息ができない程の痛みが両足交互に、しかも片足3回ずつ合計6回も起こる日もありました。

それは、通常はめったなことでは起こらないと思われる「こむら返り」です。

過度な運動をしたり、妊娠中カルシウムが不足したりするとなりやすいと聞きますが、なぜこうも毎朝起こるのか。

栄養面を気をつけてみても、冷えからくるのかと思いお風呂にしっかり浸かってみても一向に良くなる気配はなく、朝方5時頃になるとふくらはぎを引きちぎられているかのような痛みに悶え苦しむのです。

甲状腺ホルモンが不足すると血液の循環が悪くなり、筋肉にも影響し「こむら返り」になるそうです。

『橋本病』と診断され、甲状腺ホルモンを補う薬を初めて服用した翌朝から「こむら返り」にならなくなったのです!

薬の効果がすぐにあらわれたので、やはり甲状腺ホルモンの不足からくる症状だったんだと分かりました。

今は朝方に痛みに起こされることもなく、グッスリと眠れるようになりました。

ありがたいことです。

症状その6、いつもだるくて「疲れやすい」

わたしは周りの人たちから「いつも元気だね」とよく言われます。

そのイメージはわたしがよくしゃべるせいだと思うのですが、実際「今日も一日楽しかった」と思いたいので沢山笑って暮らしたいし、決してしんどそうな態度は取りたくないのが本音です。

ただ、「いつもなんかだるい」のです。

長年体調不良は続いていたので「本当に元気なひとってカラダがどれほど軽いんだろう」と思っていました。

『橋本病』は甲状腺がジワジワと破壊され、ホルモンがつくられなくなる病気なんだそうです。

甲状腺ホルモンは【元気の源】になるホルモンなので、少なくなると心身ともに活力が失われてしまい、非常に疲れやすくなるということです。

この症状も『橋本病』からだったとわかったので、今後このだるさはきっと解消していくんだと信じて治療に励みたいと思っています。

カラダからのサインは何かしらの原因はある

他にも『貧血が治らない』『抜け毛が気になっていた』『眼が疲れやすい』『妊娠中、産まれるまでの10ヶ月間ずっとつわり』など、まだまだ色々挙げられます。

原因が分からないカラダの不調では『不定愁訴』という言葉がありますが、この言葉は自律神経のバランスが崩れているからだと思われがちなんだそうで、そこに隠れている病気に気がつかないなんてことにならないように気をつけたいものです。

体調不良は必ず原因ってあるものなんだと今更ながら健康の大切さを考えます。

原因不明の体調不良の時は【甲状腺】も疑って欲しいと思います。

体調不良の時に疑ってみてほしい甲状腺のこと
甲状腺はからだのどこにあってどんな機能か知っていますか?日頃気にしていない臓器がからだの不調の原因かもしれません。